鈴麻呂の日本の神様に訊いてみよう♪

『日本の神様カード』『日本の神託カード』でリーディングをしています。 こちらでの更新は。令和3年9月末でしばらくお休みいたします。 ブログの方は、少しずつ続けていこうと思っています。

道返之大神(ちがえしのおおかみ)

リーディングをさせていただいた後、

日本の神様カードに興味を持って、全部のカードをご覧になる方もいます。

その中で、この『道返之大神(ちがえしのおおかみ)』のカードには、

暗く、怖いイメージをお持ちになる方が、結構いらっしゃいます。


ずばり! 正解!! (^^)b

『道返之大神(ちがえしの大神)』は、「後悔」や「自責」、「怒り」「恨み」といった、

まるで過去の亡霊に囚われているような貴方を、『解き放つ』と伝えています。

なので、ご自身の心に刺さっている、過去という亡霊を感じたのかもしれませんね。


ですが、日本の神様カードは、怖い予言などいたしません。

『道返之大神(ちがえしのおおかみ)』は、黄泉の国と現世との間に立ちふさがる、

力強い不動の岩の神様です。この世ならぬ世界からの境界を守ってくださっています。


古事記では、イザナミを迎えに行ったイザナキが、変わり果てた妻の姿に恐れをなし、

命からがら黄泉の国から逃げ出して、黄泉の国の入り口を大きな岩でふさぎます。

その岩が『道返之大神(ちがえしのおおかみ)』です。

そして、この岩越しに、恋い焦がれたはずの妻に、最後の別れを告げます。

共に国を生み、神を生んできた2柱の神の、行くべき道が異なった瞬間です。


過去に起きた様々な事柄は、貴方の心を傷つけ、悲しみに体を弱らせたかもしれません。

でも、それだけだったでしょうか?

貴方は泣き崩れながらも、時が経てば、また立ち上がり歩き出してきたはずです。

そんな貴方は、少しずつ心が磨かれ、光を留めるようになっていませんか?

人が生きるとき、綺麗ごとだけの夢物語ばかりじゃ成立しません。

現実を生きるということが大切なんですね。


あまりに長い間、過去からの亡霊に囚われているのであれば、

『道返之大神(ちがえしのおおかみ)』に、お力添えをいただいて、

新たな道へ進むときです。

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