1/6の神託 不動尊
キーワードは、
覚悟 ・ 断ち切るパワー ・ 迷いのない決断 ・ 間違うことへの恐れの解放
不動とは、動かざるもの。
己の道を求める心が、ゆるがないことを示しています。
『不動尊』様のお姿は、右手の降魔(ごうま)の三鈷剣で、魔を払い煩悩を断ち切る。
左手の羂索(けんじゃく)という縄で、悪を縛り、煩悩から抜け出せない人々を救い上げる。
背負っている迦楼羅の炎は、自らもその炎と化し、煩悩と毒を焼きつくす。
嘘やごまかし、決断の先延ばしは、貴方の心の葛藤です。
葛藤を手放すことは、簡単にはできないこともありますよね。
それは、貴方の心の声と、貴方を取り巻く現実とのギャップ。
己の道を求める、ゆるぎなき心。
その決断をすることは、勇気のいることだと思います。
でも、貴方のこれからの全人生を、決定するわけじゃないのです。
貴方の道は、貴方が選んで進む道。
誰かのルールで、進むものではありません。
道に迷ったからと言って、終わるものじゃない。
そこから、分岐点まで戻ろうが、脇道だろうとあぜ道だろうと背の高い草の中へ進もうと、
本来の貴方の道へ、必ずつながっている。
だから、大丈夫です。
『不動尊』様は、「不幸に見えることも、不幸ではない」
「見かた一つで、いかようにでも変わる」とおっしゃっています。
まだ起きていない、将来の不安で、今を悩むことはないのです。
起きていない、辛く悲しい未来に自分の心を置いてしまうと、現実化することがあります。
と、いうことは、貴方のなりたい自分を心から描けば、そこに向かって進めばいい。
引き寄せるのではなく、貴方がたどり着くのです。
0コメント